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子供用の枕はいつから必要性が高くなる?成長過程から見るおすすめな導入年齢

投稿日:2019年3月17日 更新日:

子供の枕はいつから?

子供の成長のために、寝る環境を整えてあげたいと思うママさんたちは非常に多いと思います。

枕は、睡眠をとるためにマットレスと同じように睡眠の質を左右する要因の1つ。

 

子供は2歳以降になると、大人が使っている枕をほしくなる子もいるようで、我が子も体が小さいにも関わらず高い枕を使って寝ています。

 

首に影響が出ないか心配になりますが、そんな場合は「肩から上を乗せた状態」なら大丈夫です。

しかしながらこのまま大人用の枕を使われてもどうかなと。

 

そこで当記事では、子供用の枕は本来いつから必要になるのかを紹介していきたいと思います。

大人が枕を使うのはなぜ?

 

あなたは枕を使うメリットを知っていますか?

枕を大人が使うメリットとしては背骨や肩の負担を軽減する効果があります。

 

この意味としては大人の背骨はS字カーブをえがいており、首は前方に緩やかにカーブしています。

 

この首の緩やかなカーブがあることによって日常生活でも重い頭を支えることが可能なのです。

 

首は神経・動脈・静脈と人間にとって重要なものが通っている繊細な場所で、生活でも仕事中でも負担がかかりやすい部分。寝る時ぐらいは負担を軽減してあげないといけません。

 

枕を使うことによってこの首のカーブを枕が助ける効果があります。

そのため枕をしないと首に負担をかけたり、首を支える肩や背中の筋肉に痛みが出てしまう。

ポイント

なので大人が枕を使うことは首にかかるストレスをフリーにし、肩や背中の筋肉の状態を良好に保つと共に、S字状カーブの姿勢を保つ効果があります。

赤ちゃんの時に枕を使う効果

大人は体の首の骨へのストレスや、肩・背中の筋肉の負担を減らすと共に、背骨のS字状カーブを保つために枕は効果がありました。

しかし赤ちゃんの背骨は大人とは違います。

どのように変化していくのか順を追って説明しましょう。

step
1
生後の赤ちゃんの背骨は緩やかなC型のカーブ。仰向けに寝ると背骨が引き延ばされる。

step
2
首がすわる頃になると、首の骨は緩やかな前へのカーブが出てきて首がすわりだし、S字の始まりのカーブが出来てくる

step
3
歩き始めかる頃から腰の骨の辺りに、前方へのカーブが出来てくる。小学校を卒業する頃になると、背骨全体がS字のカーブを形成

ステップ1で伝えたように、赤ちゃんの背骨はCの字でカーブをしています

赤ちゃんの背骨

引用:益田歯科医院

Cカーブの背骨は全体的に体を丸めている状態ですね。この時の首の骨は緩やかな前方へのカーブはえがいていません。

 

S字カーブが形成されていくのは、小学校を卒業する頃と思った以上に先のことなんです。

 

大人が枕を使うのは「寝ている時の首の骨や筋肉へのストレスの軽減」と「S字状カーブの保持」の2つを保つ効果で使っていましたが、赤ちゃんに当てはめてみましょう。

赤ちゃんの場合はそもそも背骨がS字状カーブではなく、Cカーブであること。

仰向けで寝るよりも体を丸めて寝ることのほうが安心感があるのです。

 

これらを踏まえると赤ちゃんの頃は枕は必要性がないと言えます。

キレイなS字カーブを形成するには?

これは補足になるのですが、せっかくここで子供の背骨の話が出てきたので。

 

背骨は成長と共にS字カーブを形成していくわけですが、人によってはこのS字のカーブが浅い人がいます。これは赤ちゃんの頃の寝かせ方に影響されています。

 

生まれて間もない赤ちゃんの筋力は、重力に抵抗できるだけの力を発揮できません。マットなどに仰向け姿勢で寝かせると、重力に引っ張られて背骨が引き伸ばされます。

すると、次にできる首・腰のカーブも浅くなるので、きれいなS字状のカーブが形成されにくくなります。

 

なので無理に枕を使って仰向けで寝せようとは思わず、丸まった姿勢をとらせてあげてください。
まずは自然にCカーブを促してあげることが大事です。

ある枕を使えば向き癖や頭の形が良くなる?

生後の赤ちゃんは頭蓋骨(頭の骨)がとても柔らかいです。

柔らかいために心配になること。

  • 仰向けで寝る時間が長くて後頭部がつぶれて絶壁にならないか?
  • ずっと右または左を向いたままで側頭部が平らにならないか?

つまり頭の形がゆがんでしまわないか?ということですね。

そこで使われるのが ”ドーナツ枕” です。

 

使われるタイミングとしては頭蓋骨が柔らかい生後3か月ごろから。その後成長とともに頭蓋骨は固くなっていき生後9か月ごろがいいのではないでしょうか?

 

しかしこれは賛否両論で「効果があった」という人もいれば「動いて結局枕から頭がはずれてしまい使うのをやめた」という人もいて効果は様々なようです。

実際に自分の子どもにも使っていました。

 

今2歳になりますが私の場合は「使ってよかったな」と思っていて、頭の形は比較的悪くないです。なので髪が短くても、長くても似合うなと感じます。

枕は使う目的があるんだぁ~
くま吉
おやすみン
そうだね。赤ちゃんの頃は頭の形を気にして使うことが目的なんだよ

赤ちゃん以降に使う枕を選ぶ際のポイント

赤ちゃんには枕は特に必要性がなく、

「横向きっぱなしでぺったんこにならないか?」
「仰向けの時間が長いことで絶壁になるんじゃないか?」など

頭の形が気になるから使いたい!と強く思うのであれば使えばいいということでした。

では、それ以降の成長した子供に対してはどうなのでしょうか?

子供用枕はいつから必要?

子供が枕を使うタイミングとしては10歳以降と言われています。

 

10歳以降になると背骨のS字カーブが出てくるため寝ているときの首を保護する意味でも枕が役立ってくる時期になります。

 

しかしこのS字カーブは誰もが「背骨がS字カーブになるのはいつごろ!」という確実なタイミングはありません。

それこそ成長してきた環境や運動の中で背骨をねじったり、曲げたり、丸めたりする中で自然と養われ成長と共にS字カーブを形成していきます。

 

10歳以降というのはあくまで目安であることを理解しましょう。

あまり早めに使っても正直なところ寝相も悪いのであれば枕を使っても意味がないのかなと思ったりもしますね。

枕の高さはどれくらいのものか?

もし幼稚園児や小学生くらいから枕を欲しがるのであれば低い枕にしましょう。

高さは1cm前後がいいです。

 

子供のころからあまり高いものを使うと高さが合わず、首や肩に痛みが出たり、寝付けないことにより睡眠不足に陥っていく可能性があります。

 

枕を買って失敗したくないという人はタオルを使う方法もあります。

タオルは丸めたり、折りたたんだりして使えるので高さが気になる場合は使いやすいでしょう。

 

オシャレにするならキャラクターの枕カバーを買ってきて、そのカバーの中に折りたたんだタオルを入れれば立派な枕として使えますよ。

低反発枕は使わないようにする

高密度のウレタン素材を使った低反発枕は、柔らかい感触と人それぞれの頭にフィットするので寝心地がいいと人気があります。

しかし「熱がこもりやすい」という欠点を持っています。

 

汗をかきやすい子供たちなら尚更熱がこもりやすくなるでしょう。

ココがポイント

実は睡眠を促進するためには ”頭を冷やすこと” がすごく重要です。

脳の温度が下がることにより眠くなってきます。

 

そもそも睡眠は脳をクールダウンさせるもので、冷やせば睡眠が自然と促進されます。

高密度のウレタン素材を使った低反発枕は通気性が悪く、熱がこもってしまうため睡眠の質をさげてしまう。

 

低反発は頭の形に密着しやすい特徴があり、フィットする心地よさがあるメリットとは逆に、密着性が高く、蒸れやすいというデメリットがあります。

普通に見てて「S字カーブが出来てきたー」って分かりませんが~?
くま吉
おやすみン
体を横から見て首よりも頭が後ろに出ていたら首のカーブが出来てきてS字カーブが出来てきてるってことなんだ。そのタイミングで枕を使っていけばいいよ。

子供用枕の正しい選び方

では子供用の枕を選ぶ時、何を基準にして選べばいいのでしょうか?

主に6つのポイントがあります。

ポイント

通気性の良さ

体に合ったサイズ

洗濯が可能なもの

高さを調整できるもの

機能や素材

寝方

それぞれで見ていきましょう。

通気性の良いものを選ぶ

さきほど低反発枕のところでお伝えしましたが、やはり汗っかきの子供が使うものなので通気性が良いものを優先的に選ぶ必要があります。

通気性が良いということは熱を放出しやすく、眠りを促進して睡眠の質を高めてくれます。

体に合ったサイズ

寝たときに子供の肩幅よりも横幅があること。縦幅は頭に対して小さかったり、はみ出したりしないような少し大きめのものを選ぶと良いでしょう。商品説明に対象年齢や身長の目安を記載している商品もあるので参考にすると良いですね。

洗濯が可能なものを選ぶ

子どもが使うものなので衛生面も大事になります。

枕は汗や皮脂で汚れやすいため洗うことができ、簡単にママさんが衛生面を管理しやすいものが理想的。

そのまま丸洗いできるものも結構多いので便利です。

高さが調整できるもの

子供は成長していくことを前提に考えると、その成長に合わせて枕も高さを調整できるものがいいでしょう。

中身の素材の量で調整したり、折りたたみことで高さを変更することができる商品など、様々な種類があります。自分が調整しやすいタイプを選んでください。

機能や素材

吸湿の良いものや、デリケートな子供に合った肌触りのやさしい素材のものなどを選ぶようにすると良いです。

ストローチップやポリエステル綿の枕は丸洗いで洗濯ができる商品が多いという面もあり、使い勝手がバツグン。

寝方から枕のタイプを選ぶ

〇スタンダードタイプ
長方形の枕で一般的にはスタンダードタイプと呼ばれています。仰向けで寝ることが多い子供向けの枕です。

〇抱き枕
寝相が悪く、寝ている間に枕の位置がズレてしまうというような子供の場合、横向きに寝て抱き枕に抱きつくことで、首から肩、背骨や下半身などを自然な状態で支えてくれるため気道も確保しやすくなります。

そのほかにもU字型などさまざまなデザインがあるので、子供の寝方に適したものを選んであげるようにしましょう。

子供用まくらおすすめ3選

こちらでは私が良いと思った物を紹介します。

西川リビング suu goo スーグー ぼくのわたしのまくら

西川リビング スーグーの詳細はこちら

こんな方におすすめ

  • 型崩れしにくい枕を探しているママさん
  • 汗かきな子供さんがいて、丸洗いできる枕を探しているママさん
  • 子供にとって高さ・柔らかさがちょうどいい枕を探しているママさん

ジュニア用頸椎サポート枕

ジュニア枕ジュニアサポート枕の詳細はこちら

こんな方におすすめ

  • 枕の他高さが低めでフカフカしたものを探しているママさん
  • 横向きで寝たり、うつ伏せで寝ることが多い子供さんをお持ちのママさん
  • 寝相が悪く、枕から頭が転げてしまうのでそれを予防したいと思っているママさん

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

生まれたばかりの赤ちゃんから子供にかけて枕がいつからいるかの必要性をお伝えしてきました。

赤ちゃんから小学生にかけて一番の違いは背骨でしたね。

 

生まれた赤ちゃんは最初から背骨がS字カーブをえがいているのではなく、Cカーブをえがいていること。

Cカーブの時点で枕を使う目的は頭の形が悪くならないようにドーナツ枕を使って少しでも予防する。

 

そしてキレイなS字カーブを形成するためには、丸まる時間のほうが必要だということでした。

 

それから小学生高学年になったらS字カーブが形成されます。

この時期になったら枕の購入を考えればいいですが、間違っても低反発の枕は買わないようにしましょう。

 

その理由は通気性が悪いことにより熱がこもりやすくなり、寝つきが悪くなってしまいます。

最初の寝つきが7~10時間を占める睡眠の質を左右するとも言われています。

 

この記事で紹介した子供用枕の選び方の6つの基準で枕を購入すれば、今以上に子供の睡眠をサポートできるのではないでしょうか?

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おやすみン

おやすみン

理学療法士という国家資格を持ってリハビリを提供しています。私は様々な痛みや動きが悪い人の体を見てきましたがその中で疑問が生まれました。「回復力が人によって差があるのはなぜだろう?」と。現場で働きながら勉強をしていく中で1つの答えがでました。それは「睡眠」。脳や体の回復のためには睡眠が重要だと着目するようになりました。

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